最近お口の中見ましたか?
毎日見る必要はないかもしれませんが、1ヶ月に1度位はご自身のお口の中を確認することをオススメします!
お口の中をみるメリット
・お口の中の形や状態を把握できる
・お口の中の形がわかる事により、歯ブラシやフロス、歯間ブラシが上手になる
・歯や歯茎や粘膜などの変化に気付ける
※虫歯や歯周病についてはご自身で鏡でみて確認できる明らかに確認できるようになってからでは進行している場合があります。
歯科医師や歯科衛生士が歯ブラシが上手な理由は決して手先が器用だからではなく、歯の大切さを理解していることとと、お口の中の形を良くわかっているからです。
お口の中の形を理解して歯ブラシの技術の向上も非常に重要ですが今回はお口の中の『がん』について説明していきます。
お口の中を確認して気になる部分があった方は口腔外科の専門資格を持った歯医者さんに診察してもらいましょう。
また、意外と知られていないですがお口の中にも腫瘍や嚢胞などの病気ができることがあります。
特に悪性腫瘍(がん)は早期の発見と早期治療が重要です。
口腔がんは30年前と比較すると約3倍に増加しています。
口腔がんの90%以上は目で確認できる部位にできるため、体の中に出来るがんと比較して発見しやすいはずです。しかし口腔・咽頭のがんの死亡率は35.5%であり、全25部位中12位となっています。(目で確認しやすい皮膚がんは最下位の死亡率6.2%)
日本では口腔がんの認知度が低いためか発見が遅れる傾向にあり、実際にアメリカと比較した口腔がんの死亡率は1.7倍以上高い結果となっています。残念ながら日本は先進国の中で唯一、口腔がんの死亡率が増え続けています。
口腔がんはステージⅠで発見できれば95%が治ると言われていますが、全体の35%以上がステージⅣでがんと診断されている現状です。
かつては高齢の男性に多く発生する傾向にありましたが、最近では10代や20代などの若年層、女性にも増加しています。
ここで簡単に出来るセルフチェックを紹介します。
・なかなか治らない腫れやしこりがある。
・粘膜が赤や白に変化している
・治りにくい口内炎がある
・歯を抜いた後の傷が治らない
・粘膜から血が出やすい
上記のような気になるところがある方や、セルフチェックに自信のない方は、口腔外科の専門資格を持った歯科医師に診察してもらうことをおすすめします。
てつか歯科医院では日本口腔外科学会認定医、自治大口腔外科勤務医が勤務しておりますので、お口の中のできものなど気になる事がありましたら気軽にご相談ください。
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